




昔から秋田に伝わる杉材の曲げわっぱ、その五つの容器の中に五段のお雛さまを、一段一段収めるように工夫されています。ぼんぼりの丸棒支柱なども、すべて木片の穴の中に収まります。蓋をあけると、和菓子のような淡い彩りで、お雛さまが収まっています。10人の人形を段の上にどう飾るか、そして曲げわっぱの中にどう収めるか、そのすべてが雛祭りの日の愉しい遊びとなります。
サイズ/W=460,H=320,D=400ミリ(飾った状態)
W=155,H=137,D=33ミリ(容器一つ)
材質/本体=メープル24ミリ、飾り段=シナ合板、もうせん=木綿、垂幕=麻、容器=秋田杉曲げわっぱ(大館工芸社製)
デザイン/小黒三郎
*ご注意下さい。この商品の垂幕は桜です。(画像は川・金茶)
当博物館とも親交の深い、小黒三郎さんの組み木の節句人形です。
子どもたちの成長をを祝う節句だからこそ、子どもが手に取って自由に飾ったり、遊んだりしてほしい、という願いが込められています。
僕の作る組み木は、手を使って触れて、積んで、おしゃべりしたり、お話を作ったり…そうして遊んでくれることが嬉しいんだ、といつも小黒さんはそう仰っていました。
ここ数年、とても人気の節句人形となりましたが、ALIMALIでは、小黒さんの想いや願いと共にお届けしています。