



円形紙容器3箱に木片が収まる三段飾りのお雛さまです。段飾りの中では最も小さなお雛さまとなっています。一段目のお二人も、二段目の三人官女も、銀杏の葉の形に似て着物が左右に跳ね上がっているので「銀杏円びな」と名付けられました。顔の形が5人とも円形なので、左右に傾けて表情を作ることができます。
飾り段はメープルの木地のままで、もうせんは付属しておりません。ストライプのシンプルな垂れ幕が人形を引き立たせてくれます。パズル遊びとして楽しみながら円形容器に収めてください。
サイズ/W=280,H=170,D=150ミリ(飾った状態)
材質/本体=ブナ20ミリ、容器=紙製、飾り段=メープル(またはブナ)、
垂幕=麻
デザイン/小黒三郎
当博物館とも親交の深い、小黒三郎さんの組み木の節句人形です。
子どもたちの成長をを祝う節句だからこそ、子どもが手に取って自由に飾ったり、遊んだりしてほしい、という願いが込められています。
僕の作る組み木は、手を使って触れて、積んで、おしゃべりしたり、お話を作ったり…そうして遊んでくれることが嬉しいんだ、といつも小黒さんはそう仰っていました。
ここ数年、とても人気の節句人形となりましたが、ALIMALIでは、小黒さんの想いや願いと共にお届けしています。